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情報

銅線盗難対策:ゴルフ場と太陽光発電設備の安全を守るために

近年、銅の単価高騰や銅線不足による太陽光発電設備の銅線盗難が、社会問題となっています。

最近も当社のお客様のゴルフ場で盗難事件が発生したのですが、そのゴルフ場は太陽光発電設備を、敷地内の屋根に設置していました。

ある日、そのケーブルを切断され、盗難にあってしまいました。

夜間などはどうしてもゴルフ場は無人となりますので、銅線の盗難は起こりやすいです。

そして、銅線盗難による停電や電気設備復旧の困難が、インフラ安全管理の重要性を改めて浮き彫りにしました。

お客様より伺ったのですが、そのゴルフ場では早朝に、ゴルフ場の電気設備が停電。

全館停電に気づいた従業員がゴルフ場内のマンホールを確認すると、高圧ケーブルが切断され、盗まれていることが判明しました。

電気主任技術者を呼び、急遽復旧に向けて手配をかけたのですが、折しも土曜日。

復旧に至るまで、主任技術者さんとのやり取り、現地調査、工事手配など現地スタッフには大変な手間がかかりました。

そして、ケーブル修繕後も古くなっていた電気設備の急な改修も影響したのか、暫定工事後にキュービクルからのケーブルがショート、再度の停電が発生。

完全復旧までは数日間営業を中断せざるを得ない事態となりました。

この事件は、銅線が標的となる盗難の損失を顕著に示しています。

太陽光発電設備を持つゴルフ場がさらされている盗難リスクは高い

高圧ケーブル被害箇所2
太陽光発電ケーブルが切断されている現場写真

銅線の盗難リスクは決して低いものではありません。

理由としては、銅線は高いリサイクル価値を持ち、盗難対象になりやすいためです。

特に太陽光発電所は、広範囲にわたるケーブル敷設が必要で、夜は無人になりやすいため盗難リスクは高いと言えますよね。

実際、今回のお客様もそうですが、インターネット上でも、太陽光発電所の銅線盗難事例が多数報告されています。

当社保有の太陽光発電設備も例外でなく、数回銅線の盗難にあいました。決して他人事ではありません。

修繕費用、営業補償、そしてゴルフ場の太陽光売電収入の目減りなど、盗難で受ける損失は図り知れませんが、このリスクに対して、何か対策は打てるのでしょうか?

結論から申し上げますと、以下の対策があります。

銅線ケーブル盗難を防ぐための対策は?

1. 物理的な防護策

今回のゴルフ場の事例では、地下埋設された幹線ケーブルが切断されました。

高圧ケーブル被害箇所1
マンホール下のケーブルが切断されている現場写真

今後、このような事態を防ぐため、マンホールのふたに南京錠を取り付ける対策が検討されていますが、これは有効な手段の一つです。

こうした物理的な防護策は、犯罪者の時間と労力を増やし、犯行を抑止する効果があります。そのほかにも、ハンドホールを二重ロックにする、コンクリートで覆うなどの措置があります。

2. 監視装置の導入

監視カメラやセンサーの設置は、盗難防止に不可欠です。特に遠隔地に設置されることの多い太陽光発電所では、24時間監視できるシステムが必要です。監視カメラが設置されていること自体が犯罪抑止の役割を果たすことがありますし、万一盗難が発生しても、映像記録が捜査に役立ちます。そして太陽光発電の遠隔監視装置を付けておけば、遠方に於いて太陽光設備が停電した場合などの遠隔監視が出来ます。

3. 定期点検と保守 

老朽化した設備は、盗難に遭った際に新たなトラブルを引き起こすリスクが高まります。定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、盗難による被害の拡大を防ぐことができます。特にケーブルの交換や補修が必要な場合は、迅速かつ確実に対応することが求められます。

4. 情報共有とコミュニティの連携

周辺地域や同業者との情報共有も重要です。近隣で盗難が発生した場合、速やかに情報を共有することで、他の施設でも防犯対策を強化することが可能です。また、地域の警察やセキュリティ会社と連携し、定期的にパトロールを行うことも効果的です。

又、根本的な対策ではないかもしれませんが、看板で「アルミケーブルであること」を訴求し、アルミケーブルに切り替えた際には、フェンスなどに「看板で訴求」しておくという措置を取っている所もある様です。

このように、銅線の盗難を防ぐためには、物理的な防護策、監視装置の導入、定期点検、そしてコミュニティの連携が欠かせません。特に太陽光発電設備を所有する方々は、事前にしっかりと対策を講じることで、盗難リスクを大幅に低減することができます。保険加入は、盗難自体を防ぐ事は出来ませんが、盗難による損失を最小限に抑える事はできるでしょう。

安全で持続可能なエネルギー供給を確保するためにも、これらの対策を積極的に導入することをお勧めします。

そして・・・

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